Rhinocerosの新バージョンがリリースされました
デザインモデリング分野では定番のサーフェスモデラー、Rhinocerosの新バージョンがリリースされました。従来のモデリング機能の向上はもちろんSubDの強化、高速になったレンダリングエンジン、メッシュ処理を始めとした3Dプリント向け機能など、数多くの新機能を搭載しております。また、GrassHopperのデータタイプも新しく追加され、コンピューティショナルデザインの更なる普及を後押しするツールとしても注目です。
新しいRhinoの導入、プロセス構築をお考えの方は、ぜひご相談ください。
デジタル製造向け/3Dプリント用データ作成を高速化
メッシュ、NURBSジオメトリ、SubD、点群の周りにぴったりと閉じたメッシュを作成する機能が追加されました。これにより、3Dスキャンデータからデジタル製造・3Dプリント用データをスムーズに作成することが可能です。
スキャンデータを取込みオーガニックなモデリングを実現
Rhino8より格段に機能向上し、より多くのメッシュモデルを扱えるようになりました。3DスキャンデータをメッシュモデルとしてRhinoに取り込み、オーガニックなモデリングを実現します。
Rhino8期間限定アップグレードキャンペーンについて
【定価】¥100,000(税別) ▶︎ 期間限定アップグレードキャンペーン:¥67,000(税別)
【メルマガ購読特別価格】¥59,000(税別)
対象者:
モデリングソフト「Rhinoceros (商用版)」を所有のユーザー様向け
キャンペーン適用条件:
2024年2月28日までの特別キャンペーンです。キャンペーン終了後のご注文については¥100,000となります。
モデリングソフト「Rhinoceros 8(商用版)」について
【定価】¥170,000(税別)
新製品リリース記念特別価格:
別途お見積り致します。
Rhino8の特徴
Rhino8はインダストリアルデザイナー向けのデザインモデラーです。イメージを損なうことなく、直感的に表現力豊かな3Dモデルを作成することができる3Dモデリングツールです。
Rhino8では、シュリンクラップ、Macユーザーの方向けの大幅な速度の向上、SubDのクリース、プッシュプルのワークフロー、改善された図面作成ツール、よりカスタマイズ可能なユーザーインターフェイス、より高速なレンダリングエンジン、新しいGrasshopperのデータタイプ、その他多くのモデリングツールや機能が搭載されています。
【新機能】ShrinkWrap
ShrinkWrapは、開いたまたは閉じたメッシュ、NURBSジオメトリ、SubD、点群の周りにぴったりと閉じたメッシュを作成します。
【新機能】サーフェスフィレット
Rhinoのサーフェスフィレット関係コマンドを使用すると、2つのサーフェス間、またはサーフェスと曲線の間に有理フィレットや非有理フィレットを作成できます。FilletEdgeでフィレットを作成するにはエッジが必要ですが、サーフェスフィレットは結合されたジオメトリに依存しません。これにより、後でフィレットによって接続されるベースサーフェスをより柔軟に設定することが可能になります。
【新機能】efitTrim
「RefitTrim」は、形状をできるだけ維持しながら、トリムされたサーフェスエッジをトリムされていないエッジに変換します。これは、自動車や海軍の設計など、高品質のサーフェスが必要な場合に役立ちます。トリムされていないエッジは、エッジ方向のサーフェスと同じ制御点とスパン 数 を持ちます。トリムされていないエッジにより、ダウンストリームで編集しやすいジオメトリが作成されます。
【新機能】プッシュプル
面をつかんで押したり引いたりすることで、押し出したり延長したりできます。プッシュプルは、曲線を使用して既存のサーフェスにボリュームを追加または削除することにより、モデリングを高速化します。
【新機能】自動作業平面
作業平面を作成または変更すると、モデリングのワークフローが中断されることがよくあります。そこで、選択した曲線、サーフェス、メッシュ面、またはサブオブジェクトに自動で位置合わせする自動作業平面をRhinoに追加しました。自動作業平面を使用すると、オブジェクトの面への描画が容易になり、単一の3Dビューポートでの作業が簡単になります。
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