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アンデスレプリカ

「古代アンデス文明展/ANCIENT CIVILIZATION OF THE ANDES」(国立科学博物館)において、
貴重な文化財の精巧な3Dレプリカ製作を実施いたしました。

古代アンデス文明をたどる貴重な作品を約200点あまりが、南米の各所から国立科学博物館に結集するなか、重量が数百kgと推定される、非常に輸送の困難な「黒色玄武岩製チャチャプマ(神話的な人間型ネコ科動物)彫像」を所蔵されているティワナク博物館(ボリビア/ラパス)へ弊社テクニカルスタッフが機材を持ち込み、3Dスキャンし取得した3Dデータを元に精巧なレプリカを製作しました。

アンデス展会場での展示風景/3Dレプリカ現物
ティワナク博物館内での撮影風景

「古代アンデス文明展/ANCIENT CIVILIZATION OF THE ANDES」
会期:2017年10月21日から2018年2月18日
場所:国立科学博物館(東京・上野)
http://andes2017-2019.main.jp/andes_web/

3Dフォトグラメトリデータの生成
3Dデータのモデリング作業

3D形状データを元に発泡スチロールを3次元切削し原型を製作し、それをもとにFRP樹脂での型取りを経て手仕上げで何度も色を重ねていく。細部の割れ肌の岩目は目を凝らして重点的に再現。磨き上げられた岩のツヤ感と割れ肌のコントラストを職人技で仕上げていく。

3Dレプリカ現物
3Dレプリカ現物